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日本農芸化学会中四国支部 第23回講演会

【日時】

2009年1月24日(土)

 

【演題】

ソフィβ-グルカンの血糖値改善効果とその食品利用

 

【演者】

矢野弘子1,4、池上裕倫2,4、伊與木美保3 、西森美恵 5、圖師扶美 5、永田信治 2、溝渕俊二 1

1高知大医・臨床看護、 2高知大農・応用微生物、 3高知大医・栄養管理、 4ソフィ、

5高南メディカル)

 

【目的】

ソフィβ-グルカンはAureobasidium pullulansの発酵産物で、主成分として水溶性β-1,3-1,6-グルカンを含む。β-グルカンは血糖値上昇を抑制する可能性が高く、動物実験において効果があることを確認している。本研究では、米飯へのβ-グルカンの添加などの食品への応用と、長期摂取時のヒトの血糖値改善効果を検討した。

 

【方法・結果】

ソフィβ-グルカンを含む米飯と通常米飯を成人 10 名に摂食させ血糖値の推移を観察した。血糖値の測定は摂食前、摂食後 30、60、90、120分で行い、通常米飯 摂食時と比較した。また、成人 22 名を3群に分けてソフィβ-グルカンを1日当たり 5、 15、30 mlで3ヶ月間摂取させ、2週間毎に空腹時の血糖値を測定した。その結果、グルカン含有米飯を摂食時に、通常米飯摂取時と比べて有意な血糖値上昇抑制効果が認められた。ソフィβ-グルカンの摂取では、3群すべてで試験前に比べて血糖値の有意な減少が見られた。グルカン摂取による低血糖症などの副作用は認められず、血糖値改善に有効であり、グルカン含有米飯とグルカンで効果に差がなかった。

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