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2004年度 日本農芸化学会中四国支部大会

【日時】

2004年9月17日(金)

 

【演題】

黒酵母β-グルカン投与によるアオウミガメ白血球の反応性

 

【演者】

穴井直博1、山崎香織2,3、渡部嘉哉2,3、_蒲生幸胤2、和田彬宏4、岡本純人4、池上裕 倫2,3、笠井優介5、亀崎直樹5、細川豊喜6 、永田信治2 、加藤伸一郎7 、味園春雄2,7 (1のいち動物公園、2高知大・生資、 3ソフィ、 4高知小津高、 5ウミガメ協議会、 6高岡大敷 組合、 7高知大・遺伝子)

 

【目的】

高知県室戸沖で捕獲したアオウミガメは、国内で唯一生存するフィブロパピロマ発症個体である。その腫瘍細胞片の遺伝子解析の結果、ヘルペスウィルスの感染が国内で初めて確認された。本研究では、動物への経口投与によって免疫応答が見られる黒酵母グルカンを、アオウミガメに経口投与したときに見られる白血球の反応性について検討した。

 

【方法と結果】

β-グルカンを自然摂取させるために、水温調整が可能な1トン水槽に黒酵母培養液を添加してアオウミガメを飼育した。経日的な採血と塗抹標本を作製して白血球成分を比較し、フローサイトメーターを用いて白血球の活性化を検討した。その結果、グルカン投与による白血球の活性化反応の再現性が得られた。

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